香水は宅急便で送れる。ゆうパックでは送れないが、送ってみたら送れた。

ネットオークションに香水を2種類出品した。どちらも宅急便コンパクトで送りたかったのだが、片方はその専用箱に収まらないサイズだったので仕方なくゆうパックにして出品した。

宅急便コンパクトの方が先に落札され何の問題もなく発送できたが、ゆうパックの方は郵便局の窓口で、品目名の「香水」は発火性アルコール類だからと断られてしまった。

うかつだったが、調べてみると確かにゆうパックでは香水やオードトワレは送れない品目となっていた。

一方でクロネコヤマトはどうかというと、公式ホームページのQ&Aで明確に「香水は送れます」と明記してある。但し、空路は使えないので時間がかかる場合もあるとのこと。

えーい。ダメ元でコンビニから送ってやれ、と思ってやってみた。発送先は比較的近い地域であり空路はあり得ない。

品目を「化粧水」とかに修正して誤魔化そうかとも考えたが、最初に郵便局で送る時にアプリで入力した品目名は修正出来無さそうだったのでやむなくそのままコンビニから発送した。(コンビニで引き受けを断られることはなかった)

結果、送れた。多分、空路を使うような地域宛てだったら郵便局から返送されてきた可能性が高いと思う。

 

それにしてもクロネコヤマトとの差は何だろう。

郵便局の窓口担当者は本部で決めるルールの徹底順守に努めており、それはそれで立派なことだが、香水もゆうパックで引き受けられるようにしないと他社との競争に勝てないというような危機感を感じることはなさそうに見えた。ましてやそれが本部機能に伝えられることもなさそうだった。

実際はコンビニ提携によってルール違反の品目が送られているのを防ぎきれていないのにね。だったらさっさとルールを変えるべきなのに。何か事故がおきたら、日本郵便の幹部は「香水はゆうパックで送れないと定めているのに、現場の郵便局係員がルールを守らず引き受けていたのが悪い」とでも言うのではないか。